SERVICE − 福祉・訪問ネイルサービス
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『福祉ネイル』知っていますか?

福祉ネイルとは?
高齢者を対象とした様々な施設、障がい者就労支援施設、
または何らかのご事情でネイルサロンにお越しいただく事が難しい方のもとへ訪問し、
ネイルサービスを通じて“癒し・元気・希望”を感じてもらい笑顔をお届けすることを目的としたネイルです。
そのたくさんの笑顔をお届けするネイリストを福祉ネイリストと呼び、
福祉の場に当たり前に美容が存在する世界を目指して活動しています。
私も所属している一般社団法人日本保健福祉ネイリスト協会は、2014年9月に誕生し今年で10年目を迎えます。
現在協会が認定する福祉ネイリストは、全国に約2,000名在籍しており各地で活動しています。
群馬でも5,6名活動しています!
数年前より、テレビや新聞などにも取り上げられ、聞いたことがあるよという方も増えてきて嬉しいこの頃。
一般的なネイルとの違いは?
現在ネイルサロンではジェルネイルが主流ですが、福祉ネイルではマニキュアを使用します。
マニキュアも匂いが少なく、万が一口に入れても害の少ないものを使用しています。
ジェルに比べてもちは劣りますが、落としたい時に除光液で簡単に落とせるため、
手軽にオシャレを楽しめるマニキュアを採用しています。
サービス提供場所は施設のダイニングルームや入居者の個室等、ベッドでの施術もできます。
施設やご利用者様のご希望に合わせて対応させていただいております。
そして施術時間は20分前後とし、ご利用者様の体調面に配慮し
短い時間で仕上がるように心がけています。

ネイルでQOL向上を目指す
ネイルをしたことがある方は、こういった経験があるのでは?
▶爪がキレイになって嬉しい何度も爪を見ちゃう♡
▶気分が上がる‼
▶仕事も頑張れる‼
こういった気持ちになれるネイルが、高齢者にも良さそう!というのは何となく想像ができるのではないでしょうか。
その何となく…を追求して施術に活かしているのが私達、福祉ネイリストなのです。
(日本保健福祉ネイリスト協会では、ネイルに関する学術的研究をしています。)
美容にも理容や化粧などありますが、ネイルがなぜ高齢者のQOL向上に繋がるのか、
ネイルのメリットを4つご紹介します。
①キレイになった指先を見て、美容に対する喜びの感情に年齢や性別は関係ありません。
ネイルは気軽におしゃれをした気分になれる、気持ちも明るくなり笑顔が増えます。
②ネイルをした後に手洗いや入浴が行われてもすぐには落ちにくく、しばらくの間楽しむ事ができます。
1回のネイルで喜びなどの感情が何日も持続することが期待できます。
③ネイルは唯一鏡がなくても確認できる美容です。
日常動作の中で目につく指先を見るたびに、何度も楽しかった時間を振り返り脳への刺激になります。
④施術する際、目を見て話しながら、優しく手に触れ自然にスキンシップがとれます。
指先をキレイにするだけでなく、“心のケア”心理的効果があります。
こういったから、ネイルをすることでQOLの向上や認知症予防、BPSD軽減に期待できるということが、
学術的にも研究結果として出ています。

ここまで長々お話しましたが、何が言いたいかというと
福祉ネイルはただ爪に色を塗るだけではないのです!
ご利用者様に寄り添い、心まで彩る
豊かな人生を送るお手伝いをさせていただきます。
次回はなぜ私が福祉ネイリストになったのか?
お話しさせていただきたいと思います!
お読みいただきありがとうございました。